退職後にやるべき10の手続き|社労士が教える安心チェックリスト

退職後の手続きを一覧で確認するチェックリストのイメージ健康保険年金税金失業保険などの書類を整理している様子

退職後の手続きって、「どこに何を出せばいいの?」と迷うことが多いですよね。
健康保険・年金・税金など、管轄がバラバラで専門的な内容も多いもの。
リスタート退職サポートでは、こうした手続きをワンストップでサポートしています。
まずはお気軽にご相談ください。


✅ 退職後すぐに(1週間以内)やるべきこと

手続き内容注意点
健康保険の切り替え任意継続・国民健康保険・家族の扶養、のいずれかを選択退職日の翌日から20日以内に申請(在籍2か月以上が条件)
離職票の受け取り会社から郵送または手渡し氏名・離職理由など内容を必ず確認。失業給付申請に必要
住民税・所得税の確認納付方法の確認1〜4月退職:原則一括徴収/6〜12月退職:普通徴収(後日納付書が届く)

✅ 退職後1か月以内にやるべきこと

手続き内容注意点
年金の切り替え厚生年金 → 国民年金(第1号)への変更自動では切り替わりません。離職票など資格喪失日の証明を持って市区町村へ
失業給付の申請ハローワークで「求職申込み」と「離職票提出」7日待機+自己都合は1か月の給付制限(2025年4月以降短縮)
DC(確定拠出年金)の移換企業型DC → 個人型(iDeCoなど)へ資格喪失の翌月から6か月以内に手続きしないと自動移換(運用停止・手数料発生)

✅ 家族がいる方の追加手続き

  • 扶養家族の健康保険切り替え(任意継続 or 国保 or 家族扶養)
  • 子どもの保育園・学校への届け出(保護者の就労状況変更)

✅ 退職後の生活設計とお金の見直し

  • 退職金の税務確認(退職所得控除の適用をチェック)
  • 国民健康保険料・年金の減免制度(非自発的失業者は軽減措置あり)
  • 当面の生活費や収入計画を整理(再就職・副業・起業に向けて)

⚠ よくある誤解と注意点

  • 「任意継続は誰でもできる」→ ❌ 在籍2か月以上・20日以内の申請が必要
  • 「失業給付はすぐもらえる」→ ❌ 7日待機+自己都合は1か月の給付制限
  • 「年金は自動で切り替わる」→ ❌ 自分で国民年金への届出が必要

💬 手続きに不安を感じたら

退職後の手続きは、窓口もルールもバラバラで本当にややこしいものです。
分からないことや不安なことがあれば、一緒に整理していきましょう。
リスタート退職サポートでは、社労士とキャリアアドバイザーがワンストップでサポートします。


まとめ

退職後の手続きは、「早め・正確・記録」がポイント。
必要な書類や期限をチェックしながら、安心して次のステップへ進みましょう。
迷ったときは、ワンストップで解決できる当社へお気軽にご相談ください。

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高橋由美子(support_team)
人事・労務分野で20年以上の実務経験を持つ、労働法務と手続きの実務に精通した専門家。 社会保険・雇用保険・住民税・離職票・退職時の企業対応など、複雑な「退職まわりの実務」を担当してきた実務派。在職中の方が抱える 「これって会社に何て言えばいいの…?」 「手続きの順番がわからない…」 「制度の文字が難しすぎる…」 といった“つまずきやすいポイント”を、やさしく・正確にほどくのが得意。丁寧で抜け漏れのない進行と、 誰でも理解できるシンプルな説明に定評がある。リスタート退職サポートでは、 退職前後の「不安になりやすい実務」について、 法律と企業実務の両面から、迷いをなくす情報発信を担当。

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